2019/04/20 21:19

『菫との邂逅』という私の作品(ヘアゴム)があります。

その名前の由来のお話・・・というわけでもないのですが・・・

視界を桜が覆う頃
足元の道路の脇で出会うのが菫の花。

一度出会ったら、毎年同じ場所で出会えるので
そこを覚えておいて
通るたびに心を寄せて歩きます。

桜が嫌いなわけではないのだけれど
歳を重ねたせいなのか
咲き誇るばかりの花よりも
毎年ひっそりと出会う
幼馴染のような花に心惹かれるのかもしれません。

故郷の雑木林にも、きっと薄紫色の幼馴染達が咲いていることでしょう。
なかなか会うことはなくなったけれども。